REVERBの種類と用途
前回に引き続き、空間系エフェクターの代表格の一つである『Reverb』(リバーブ)についてお話したいと思います。
ギターアンプやミキサーなどによく見る「REVERB」の文字。REVERBにはどんな種類があるのか、パッと思い浮かべてみて下さい。Room,Hall...etc
今回は比較的主要である5つの種類のREVERBを取り上げます!
✔︎『REVERB』とは
皆さんはリバーブって何?と聞かれたら何と説明しますか?抽象的なイメージを伝えるって難しいですよね。
「REVERB」とは『残響』を意味していて、大小長短の様々な「Delay」の集合体です。音像が左右上下、奥行きを持つことによって立体感が構成されています。
この音の立体感に多くの人が心地良さを感じているのではないでしょうか?この立体感、空気感を演出するリバーブにもいくつか種類があるのでご紹介していきたいと思います!
✔︎REVERBの種類
それでは早速、5つのリバーブについて解説していきたいと思います!
- Room
- Hall
- Plate
- Spring
- Gate
1st.「Room」
名前の通り部屋の広さに響き渡るイメージで、およそ0.50〜1.50sec(1.5秒くらい)の短めの長さです。感じられる環境は部屋であったりライブハウスであったり。あらゆる楽曲に使われることが多いのではないでしょうか?
特にライブハウスやスタジオなど壁に当たって跳ね返ってくるものを『初期反射』(Early Refrection)と言います。こちらは数msec~100msec程と言われています。
リバーブはDTMにハマり始めると深く追求することになると思いますので頭の片隅に置いておいて頂けたら嬉しいです。
2nd.「Hall」
会堂や体育館など。特徴は長めで柔らかく、おおよそ1.5秒〜7.0秒ほどでバラードなどによく用いられます。ゆったり暖かい空気感が落ち着きを与えてくれますね。これも馴染みのあるリバーブだと思います。
3rd.「Plate」
鉄板に反響させたもので長短自在の歯切れのいいサウンドになるのが特徴的です。さらに次に説明する「Spring」よりも癖のない滑らかさが得られます。ボーカル用のリバーブとして使われることが多いです。
4th.「Spring」
このspringは「バネ」の意味です。主にGt.Ampに付属しています!長めでキメが粗いのが特徴です。
5th.「Gate」
人工的に作られたリバーブで長いものを途中でぶつ切りにしたりするもの。80~90年代の楽曲では頻繁に使われていました。スネアドラムなどに掛けたり、変わったサウンドを生み出す時に使われます!
✔︎最後に
知っているようで知らなかった種類であったり、表面的にはある程度理解していたけれどそれは知らなかった。など、もう少し深く追求したら面白いかもしれない!そう思って頂けたら嬉しいです。
このブログを見たら解決する。いつかそう思って頂けるように頑張ります!
参考までに筆者の尊敬するギタリスト、Robben Ford(ロベン・フォード)の映像を見てREVERBの心地良さを感じてもらいましょう!上手い...
「続ける力」を身につけるために
— 雉岡 慧也 Keiya Kijioka (@keiya_kijioka) 2018年12月6日
僕が大切だと感じた事
・作業は日中に
・息抜きを作る
・すぐに成果を求めない
・怠けたら頼れる人に報告
・こまめに指摘してもらう
・身の周りの憂鬱は片付ける
・興味のある事だけに食らいつく
・続けたいことを周りにシェアする
・モチベーションはある程度一定に