「レッスンを受ける」ということ
先日、スクール講師としては初の体験レッスンを終え、ご契約して頂きました。お相手はギターを始めて間もない女性の二人組。アコギを趣味として楽しみたい!そんな気持ちからレッスンを受けることに決めたそうです。
今回は、興味はあるけれど実際にまだレッスンを受けたことがない。レッスンへ通うことのメリットがわからない。そんな方へ向けて発信したいと思います。
✔︎レッスンを受け始めるきっかけ
僕は15歳の時に初めてギターを手にしてから数ヶ月、好奇心の赴くままに学校の帰り道に楽器屋さんに立ち寄っては初心者用の教則本を何冊か買い、本や付属のDVDを見て、毎日ギターの練習をしていました。
毎日楽しく練習しているうちに、次第に『好きなことを仕事にしたい。』そう思っている自分に気がつきました。
その思いがレッスンを受け始める理由になった「教則本に載っていないことを身に付けたい。」「基礎を知った上で型破りをしたい。」「毎日の練習を効率的にしたい。」「大きな音で誰かと練習したい。」という、きっかけをくれました。
その後すぐに、地元にある自営業の音楽教室に通い始めました。
僕は「単純に上手くなることが好き」そんな思いがあればきっとレッスンそのものにも生きがいを感じられるのではないかと思っています。
レッスンを受け始めるきっかけはもっと音楽がしたい!そう感じた時ではないでしょうか。
✔︎レッスンを受けるメリット
多くの人が思い浮かべるレッスンのメリットとして次のような事が挙げられると思います。
- 紙面や映像では理解し難いことを直接Q&Aを繰り返して解決に導くことができる。
- スタジオや資料などが整った環境で定期的に演奏する機会ができる。
- 人と演奏する喜びを感じることができる。
etc...
技術的な事を代表的に挙げていますが、僕はここに更に
「自分と向き合える機会」をレッスンのメリットとして見つけて欲しいと思っています。
僕はレッスンを受けて、人として成長することができるのが音楽だと改めて実感しました。
音楽の技術向上に使われる考え方は必ず自分の人生を幸せに導いてくれると信じています。
以下は僕のレッスンに対する持論です。
僕が考えるレッスンの在り方は
「人として成長を続けられる場所」です。テクニックの上達やセオリーに強くなることは勿論ですが、自分自身とゆっくり向き合う機会を与えてくれるのもレッスンだと思っています。
何度弾いても上手く弾けなかったあのフレーズや曲も、少し捉え方を変えただけで思い通りに弾けるようになる。今まで気づかなかった新しい発見の連続にワクワクが止まらない!
そんな経験が手軽にできるレッスンを僕は素敵だと思っています。
そんなレッスンで培った考え方を自らの人生に活かしていって欲しいです。
✔︎最後に
「レッスンを受ける」ということは「成長したい自分がいる証」だと思います。
成長したい自分に何か理由をつけて嘘をつく必要はないはず。
やりたいことがいっぱいあるのにできない理由を探す毎日を終わらせよう!